正月飾り用のダイダイ収穫支援 農業体験ツアー「ダイダイ援農隊」
<記事要約>
江戸時代末期から栽培され、正月飾り用として日本一の出荷量を誇る伊東・熱海地区のダイダイ。しかし11月中旬から約1ヶ月間で収穫・出荷を終えなくてはならないため、高齢化が進む生産者にとって負担が大きい。そんなダイダイ生産者を支援する収穫体験ツアー「ダイダイ援農隊」が伊東市宇佐美で行われた。参加者は首都圏などから訪れた7人。農家3軒に分かれて、生産者の説明を受けながら収穫を楽しんだ。
援農隊ツアーは全国農協観光協会が20年以上続けていて、JAあいら伊豆での開催は2度目となる。
どんな農産物もそうなんですが、旬の時期に収穫しないとならないって結構大変なんですよね。このダイダイみたいに手摘みしないとならないものは特に人手が必要だし。
全国農協観光協会さんのサイトを見てみると、いろんなグリーンツアーを打ち出してて面白い。
ただこういう収穫体験って、結構農家側の負担もあるので難しいとこ。
待ってくれない収穫時期。ツアーの日程は当然事前に組まれるので「ホントはもっと早く収穫したかった」ができない。暴風がきて大量落果とか、被害ハンパないですからね。
素人に商品を収穫してもらう手間。収穫すべき果実は慣れた生産者ならわかるけど、体験にきてくれるお客さんにはわかるわけもないので、結局つきっきりになって作業効率は落ちるケースも。
参加者に楽しんでもらう工夫。お話好きな生産者ならいいんですが、収穫しながら楽しんでもらうの結構大変。こういうのは農協の職員さんとかがフォローしてくれるんですかね。
などなど難しいところも多いグリーンツーリズムですが、こういうのが増えるといいですねぇ~。
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