駿河湾サクラエビ秋漁解禁 魚群確認も個体小さく操業難
<記事要約>
駿河湾サクラエビの秋漁が、11月1日解禁となった。湾内を4つの海域に分けて、体長35mm以上の親エビの割合に応じて操業の可否を判断する、県桜えび漁業組合の自主規制に基づき漁が行われた。由比港から出港した漁船の多くは資源調査に回り、静岡市の大谷沖、三保沖、富士市の田子の浦沖でサクラエビの魚影を確認したものの、試験網では自主規制の基準を満たす体長のサクラエビは確認されなかった。沼津沖では魚影は確認されなかった。
初日は湾南西部(大井川沖)の漁場のみが投網可能な状況で、約4.6トンの水揚げとなった。
多くの魚影が確認されたことは、秋漁だけでなく来期以降の漁の先行きに期待をもたらした。しかし水揚げされたサクラエビの約半分が「アタマグロ」と呼ばれる本来初夏にみられるはずの産卵期を迎えた雌エビなのが懸念の一つとなっている。
2日早朝に由比漁港、大井川港で初競りが行われ、1ケース(15キロ)あたり約7万6千円の平均取引値がつけられた。両市場の平均取引値はコロナショック直撃を受けた春漁よりはやや持ち直したものの、昨年秋漁と比べると平均取引値は約1万円低く、最高取引値も3万円以上低い9万3910円にとどまった。
秋漁の漁期は12月23日まで。
同日に3本もサクラエビ秋漁の記事を見つけました。
ついに始まりましたねぇ~、駿河湾サクラエビの秋漁。
でも取り上げたように、やはり操業できない漁場が多いみたい。
今回の記事では漁師さんサイドの話だけだったので、この釣果に対する専門家の意見も気になりますね。そのうち出てくるのかしら?
素人考えだと、産卵期の雌が多く漁獲されているのはマズイ気がするんですが、、、
この秋もサクラエビは手軽に手に入る感じではなさそう。
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