西浦みかん寿太郎を地域的表示(GI)に登録 知財権保護の対象に
<記事要約>
JAなんすんが登録を申請していた沼津市三浦地区で生産される西浦みかん寿太郎が、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度の対象に新たに登録された。GI制度は地域特性を生かした産品に国がお墨付きを与え、名称を知的財産として保護する制度。登録品にはGIマークを表示し、他産地との差別化が行える。
寿太郎は温州みかんの一種で、駿河湾沿いに位置する水はけのよい火山灰土壌の斜面で栽培される。収穫後、一ヶ月以上保存・熟成させることで酸味を抑え、甘みを引き立たせる伝統的な貯蔵技術が特徴。
県内では、三島馬鈴薯、田子の浦しらすに続いて3件目。
農水省のサイトを見てみると、寿太郎は103号目としての登録。
意外とGI登録って少ないんですね。
GIとは「Geographical Indications」の略で、商品の地理的原産地を特定する表示で、日本では「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律」(地理的表示法)で規定されている。2014年に制定された。農産物だけでなく、お酒なんかも対象になってます。
海外では、ワインやチーズなんかでよく見かけるフランスの「AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)」やイタリアの「DOP(デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・プロテッタ)」なんかが有名どこですかね。
これで寿太郎ミカンがもっと有名になってくれると嬉しいな♪
<関連リンク>
JAなんすん
地理的表示(GI)保護制度|農林水産省
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