沼津市ゆかりの杉原千畝夫妻のレリーフ展示 顕彰碑も建立される
<記事要約>
第2次世界大戦中、ユダヤ人を救った「命のビザ」発給で知られる外交官・杉原千畝氏と夫人のレリーフが、沼津市大手町の沼津信用金庫本店西側展示スペースで特別展示される。10月18日まで。レリーフは縦約40センチ、横約60センチ。夫妻の肖像が刻まれていて、「命のビザ・杉原千畝夫妻顕正会」が港口公園に建立し、11月1日に除幕式が開かれる顕彰碑に取り付けられる。
杉原幸子夫人は沼津市の出身。
幸子夫人は1914(大正2)年、沼津市末広町(当時は沼津町)で沼津商業の教師を務める父と沼津第一小学校の教師だった母の間に生まれた。4ヶ月ほどで父親の転勤で岩手県遠野市(父親の出身地)に引っ越してしまったようですが、まぁ沼津出身です。
その後、杉原千畝氏と結婚し、数々の海外赴任をともにしていたようです。
1940年、千畝氏の赴任先であるリトアニア・カウナスでユダヤ人難民に出会い「命のビザ」発給となります。6000人ほど救ったと言われています。
終戦後は抑留生活を経て、1947年に帰国。4ヶ月ほど沼津市上香貫東本郷町の親戚宅で過ごしたあと、藤沢市に引っ越したみたいですね。
また、長男の弘樹氏は沼津第4小学校に通学してたらしい。
調べてみると、意外と沼津と関わりがあったんですね。
<2020.11.02追記>
11月1日に、このレリーフをはめ込んだ顕彰碑が無事に沼津港・港口公園に設置され、在日リトアニア大使ご夫妻やイスラエル大使館の広報報道官ご夫妻立ち会いのもと、除幕式が執り行われたそうです。
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